8/8 初めて法要で絵解き
一度、法事で絵解きをしてみたいものだと思っていました。
今日、初めて法事で、地獄絵解きに挑戦しました。
六道輪廻、迷いから迷いへと生まれ変わる。その循環から
抜け出すことができない。そういうものとして自己をとらえる
のは、広く深いいのちへのまなざしを持つことではないのか。
我々の先祖のもっていた視点を地獄の絵によみとりたい。
地獄はあるかないか、ではなく。昔の人々はこの物語によって
驕りの心をはなれ、人として厳かに生きることを学んできた。
このことはたしかなことではないだろうか。
現代人は、豊富な情報と豊かな物に囲まれて、傲慢にな
ってしまった。それでほんとうに清々しく生きる喜びを得たかと
問い返さねばならない。
<法要次第>
午前10:20 着
10:30 当主 開始の言葉。 灯明に御火をあげる。
10:35 住職より、法事の意義と次第を説明する。
10:40 カダ、表白、大経、念仏、和讃。
11:00 「熊野観心十界まんだら、老病死三天使 絵解き」
11:15 休憩
11:25 阿弥陀経、三帰依文、正信偈同朋奉賛、回向。
11:50 住職法話 [信心とは?先代への想い。故人への供養とは?」
12:05 一同念仏を称えて法事を終了する。当主挨拶 謝辞。