2004-09-29 来客あり、製瓦場について 日記 朝電話があって、 奈良から瓦の専門家(小林章男氏 瓦職人で人間国宝)がこられるという。 明治時代初頭、三河の門徒がこぞって志をあつめ労働奉仕して、両堂の瓦を焼き、京都へ送った。その足跡を訪ねにきてくれたのだ。職人ならではの視点がある。本山瓦をみるだけで、その当時の職人たちの技術の高さといかに丁寧にしあげたか、そのことにただただ頭が下がるそうなのである。 その話をうかがって、信心あつく、聞法しながら古新田工作場は瓦を焼きつづけた。その深く熱い思いによってなされた大事業を今更ながら思った。