今日は?も?大変

午前は、H家三十五日法要。おじいちゃんがなくなったので、孫たちは一所懸命七日のおつとめをしてくれた。子どものおつとめのよく通る声は,なんともいえないありがたさがある。じつによいものだ。
 法要には孫が代表して、おつとめの導師役とつとめてもらった。正信偈「きみょーむりょーじゅにょーらーいーいー」みんなおおきな声で勤めてくれた。
 あとで、こんなことを話した。
 「じいちゃんが亡くなって悲しかったね。こうしておまいりしてくれたことはぜひ毎日続けてほしい。ここでおまいりしていると、じいちゃんが「自分を大切に、父さん、母さん、兄弟、ばあちゃんを大切にしてくれよ。」って語りかけてくれる。この語りかけを聞くことが大切なんだ。
 思い通りにならずに苦しいときも、調子のいいときも、おまえの尊さは、減ってもいないし、増えもしない。大切に生きてくれって、語りかけてくれる。そうすると、どんなときも立ち向かう勇気が湧いてくる。どんなときも自分を見失わずにいきる力を得る。
 これは大人にも大切なことなんだ。ちょっと成功するすると、調子にのるし、失敗でもすると、もう生きている希望もないなんて思いにもなる。そうやって自分自身を見失う。自分を見失うことのないように生きられれば、本当に生きてよかったという人生を完成することになる。」

以上。

それから午後は、一色までおまいりしてからI家の十三回忌へ駆けつける。時間的には少し前につくことが出来た。絵解き法座。あとY家三十五日法要遅れてごめんなさい。法話ー「現代人の傲慢さが真に尊いものがみなくさせているのでは。」
 
 ということであたふたとした一日でした。そうとう疲れた午前と午後の法事で体力の限界を感じてしまった。三つの法事でこんな状態になるとはね。年なのか。がんばりすぎか。やっぱりとしだよね。